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raybanの魅力

2020.07.15

rayban

メンズファッション誌
「smart」元編集長
佐藤 誠二朗さん

メンズ雑誌「smart」をはじめ、これまで多数の編集・著作物を手掛けている佐藤さん。
2018年11月には「ストリート・トラッド 〜メンズファッションは温故知新」が発売。
こちらを本屋で見かけて読まれた方もいるのでは!?
そんな佐藤さんが当店の取り扱いアイテムをコラムで熱く語ってくれるコーナーです!
実はあまり知られていないブランドの歴史などもこれを見れば知ることができるかも!?

アイウェア界の頂点ブランド

世の中にアイウェアのブランドは星の数ほどありますが、名実ともにその頂点にあるのはレイバン。そう言い切ってしまっても構わないのではないかと思います。
表層的なかっこよさはもちろんですが、レイバンというブランドにはそれだけではない、長い歴史と実績に裏打ちされた信頼感があります。
まずは、レイバンの誕生秘話から見ていきましょう。


ボシュロム社にこの依頼をかけたのは、アメリカ陸軍航空隊のジョン・マクレディ中尉。
彼は1923年に北米大陸無着陸横断飛行を成功させた優秀なパイロットですが、強烈な太陽光線を浴びる高高度空域の飛行中、 目に大きな負担を感じ、頭痛や吐き気などの症状に襲われるという悩みを持っていました。
当時もパイロット用のゴーグルやサングラスは存在していましたが、その多くは風よけが主な目的で、 レンズ部分は眩しさをごまかす程度の色ガラスに過ぎない代物だったのです。


依頼を受けたボシュロム社は、すぐにパイロット用サングラスの研究開発をスタートさせます。
しかし、視認性を犠牲にすることなく目を紫外線から保護するという難しい課題に、開発は難航。完成までに6年という長い年月を費やすこととなりました。


ようやく1929年に誕生したパイロット用サングラスは、のちに“レイバン・グリーン”と呼ばれ人気となる濃緑色のレンズが採用されました。
フレームはティアドロップ型。翌1930年には、合衆国陸軍航空隊がこのモデルを“アビエーター(飛行機の操縦士)・モデル”という名称で正式採用します。
アビエーター・モデルは、“光線を遮る”との意味を持つブランド名・レイバンとともに、 パイロットを象徴する画期的なサングラスとして、世界中に広まっていきました。



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カルチャーの象徴・レイバン

エルビス・プレスリー、ジョン・F・ケネディ、アンディ・ウォーホルなど、時代を先導した偉大なアメリカンガイから愛されたレイバンは、 いかにもアメリカらしいブランドというイメージがあるかもしれません。
しかし創業から60年以上を経た1999年、ファッションブランドのアイウェアを扱う、イタリアのルックスオティカという会社に売却されます。


ボシュロム社時代は、世界トップクラスの光学メーカーの矜持から「光学的に眼を守らなければ、サングラスとは呼べない」という設立時の基本コンセプトを死守。
紫外線100%カットをはじめとする、機能性を最重視したモデルが多かったのですが、 売却以降は斬新なデザインを売りにしたファッション重視のモデルも数多くリリースするようになりました。


しかし、数多くラインナップされたレイバンの製品群の中で、長きにわたってもっとも高い人気を持ち続ける定番中の定番が、 70年近い歴史を持つこのウェイファーラーです。


1960年代にボブ・ディランが愛用してからというもの、あまたのロックミュージシャンたちが身につけ、 自由と個性と反体制のスピリットを表現するアイテムとして世界中の人々を魅了してきたウェイファーラー。
1961年の「ティファニーで朝食を」、1980年の「ブルース・ブラザース」、1983年の「卒業白書」など、 現代に語り継がれるハリウッドの名作映画でも、主人公の個性を際立たせる小道具としてウェイファーラーが登場します。



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ウェイファーラーは1952年の誕生以来、カルチャーの象徴として多くの音楽ファンや映画ファンから愛され、 伝説のモデルと呼ばれてきたアイテムなのです。
ひとつのアイテムがこれほどの長い年月にわたり、モデルチェンジもなく各時代のトレンドに溶け込むように愛されてきた例は、ほかにあまり見当たりません。

形やレンズサイズが選べる

レイバンだけではなく、古今東西に登場したあらゆるブランドのあらゆるサングラスを合わせて考えても、 ウェイファーラーはまったく特別な存在です。
サングラスの代名詞と言ってもいいウェイファーラーですが、実は一型だけではなく、 微妙にアレンジされた様々な種類があるということをご存知でしょうか?


今回ご紹介するモデルは、RB2140Fという型番を持つものです。
末尾のFは“フルフィットモデル”という位置付けを表しています。これは、彫りの深くないアジア系の人々の骨格にあわせたモデルで、 レンズのフロント傾斜角を浅く、鼻パッドを大きくするなどして、フィット感の改善を目的にアレンジされたものです。


またウェイファーラーは、レンズのサイズにもバリエーションがあります。
ミリで表示されるレンズサイズは、「47」「50」「52」「54」などがあり、通常サイズは「52」。「50」はやや小さめ、「54」はやや大きめのレンズになります。
自分の顔に合わせて最適なレンズサイズを選べるのが、ウェイファーラーの良さなのです。


一般的に、大きめの顔に対して小さすぎるレンズは似合わず、逆に小さめの顔に大きすぎるレンズは似合わないと言われています。
でも逆張りで、敢えて大きめの顔に小さなサイズ、小さめの顔に大きなサイズのレンズを合わせ、 より個性を際立たせるのも一興と思うので、一概にどれがいいとは言うことができません。
レンズサイズは自分の好みによって、自由に選んでみるのがいいと思います。
ただし気をつけなければならないのは、ウェイファーラーのレンズサイズの違いは縦幅のみで、横幅はすべて共通サイズだということ。
顔の横幅が大きいからと大きめのレンズを選んでも、あまり意味はないのです。


このように微妙なディテールやレンズサイズが変わっても、全体的なバランスや印象は崩れておらず、 いずれもウェイファーラーらしさは失われていません。
これは、ウェイファーラーというサングラスが、普遍的な強いデザイン性を持っていることの証なのかもしれません。

何十年たっても色あせない魅力を持つウェイファーラーは、誰もが一本は必ず持っていたいアイテムだと言えるでしょう。


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